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スプリング効果についての考察(Part2)

飛距離アップ - yama @ 2005.12.1

4つの因子をすべて絡めてその効果を計算した例 その3

実験計画法の直交表L27を用いて、ヘッド重量M、反発係数e、Vin (H/S)、ロフト角の4つの因子がそれぞれ水準1、2、3、と変化したときに、平均的にそれらの因子がどれくらいの効果(主効果という)を及ぼすかを検 討する。今回は、第2式により、Voutを打ち出されたボール初速(m/s)として、求める。

<因子と水準>
各因子の水準は、表1.のように、変化させる。

表1. 各因子の水準表

ヘッド重量M 反発係数e H/S ロフト角
水準1 200 0.802 40 9
水準2 190 0.812 42 11
水準3 180 0.822 44 13

<実験での因子と水準>
直交表L27に基づいて、TNo.1~27まで27通りの組み合わせで、
実験をする。(実際には、各第2式による計算)因子の割付は、表2.に示す。

表2.直交表L27割付表 計算結果
ヘッド重量M 反発係数e H/S ロフト角θ ボール初速

Vout

ミート率Vout/Vin
gr m/s m/sec
1列 2列 3列 4列
TNO.
1 200 0.802 40 9 58.02 1.451
2 200 0.802 40 9 58.02 1.451
3 200 0.802 40 9 58.02 1.451
4 200 0.812 42 11 60.88 1.450
5 200 0.812 42 11 60.88 1.450
6 200 0.812 42 11 60.88 1.450
7 200 0.822 44 13 63.66 1.447
8 200 0.822 44 13 63.66 1.447
9 200 0.822 44 13 63.66 1.447
10 190 0.802 42 13 59.52 1.417
11 190 0.802 42 13 59.52 1.417
12 190 0.802 42 13 59.52 1.417
13 190 0.812 44 9 63.56 1.445
14 190 0.812 44 9 63.56 1.445
15 190 0.812 44 9 63.56 1.445
16 190 0.822 40 11 57.74 1.444
17 190 0.822 40 11 57.74 1.444
18 190 0.822 40 11 57.74 1.444
19 180 0.802 44 11 62.15 1.413
20 180 0.802 44 11 62.15 1.413
21 180 0.802 44 11 62.15 1.413
22 180 0.812 40 13 56.40 1.410
23 180 0.812 40 13 56.40 1.410
24 180 0.812 40 13 56.40 1.410
25 180 0.822 42 9 60.36 1.437
26 180 0.822 42 9 60.36 1.437
27 180 0.822 42 9 60.36 1.437

各因子の主効果

ヘッド重量M 反発係数e H/S・V1 ロフト角θ
水準1 60.86 59.90 57.39 60.65
水準2 60.27 60.28 60.25 60.26
水準3 59.64 60.59 63.13 59.86
AVE. 60.26 60.26 60.26 60.26
1水準当たりの係数 -0.6097 0.3443 2.8688 -0.3929
変化率(%) -1.01 0.57 4.76 -0.65
飛距離200ydに対する1水準当たりの変化 198.0 201.1 209.5 198.7

<各因子とボール初速の回帰式>
ヘッド重量M:Vout1=0.061M+48.671…第4式
ヘッド重量を1g重くすると、ボール初速は、0.06m/sec速くなります。
ということは、10g重く(スイングバランスで、6ポイント)しても、ボール初速は、0.6m/secのアップしか得られません。

反発係数e:Vout2=34.429e+32.3
反発係数が、0.01(例0.82→0.83)アップすると、ボール初速は、0.34m/sec速くなります。

H/S・V1:Vout3=1.4344V1+0.0103
ヘッドスピードが、1m/sec速くなると、ボール初速は、1.43m/sec速くなります。この影響が最も大きいです。

ロフト角θ:Vout4=-0.1965θ+62.417
ロフト角が、1度立てば、ボール初速は、約0.2m/sec速くなります。

これらの式から4つの因子の様々な組み合わせのボール初速に対する予測が計算出来ます。

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